2/5 中国政府が発表した「新型コロナウィルス感染関連肺炎の診療法案 第五版」で言及した治療方法
・全身管理(諸々書いてあるが一般的なものでしょう)
・呼吸状態&CT所見次第でメチルプレドニゾロン1-2mg/kg/day以下量で3−5日間使用を考慮
・「血必浄」の静脈投与 100ml ×2回/日 考慮(紅花 川芎 赤芍薬 丹参 当帰で組成された「化瘀解毒(血の滞りを取り解毒する」薬)
・腸内細菌叢調節薬の使用 
・回復期患者の血漿投与 考慮
・重篤患者では血液浄化療法考慮
⭐︎中医学治療推進
 病位は肺 病機は「湿 熱 毒 瘀」
 各地方の気候と患者と体質により、推薦された法案を参照し弁証論治せよ
↑上記のように中医学的介入を推奨している
当然最もリスクが少なく、安価で、スマートな治療は中医学治療と考えますが
弁証論治(気候 体質 徴候 舌所見や脈所見など身体所見から総合判断して治療を決める)のハードルが高いため一般医療現場では充分取り入れられないのが現実である
SARS終息に中医学の貢献が大きかったと中国政府やWHOに認められているが、この大騒乱の中、多くの中医師は初期からの関与のチャンスを与えられずにいた
とりわけ中医師が少ない湖北省では中医学の恩恵は受けにくかったようである。(2/14 中国財経網官方公表データによると、湖北省の治癒率は8%に対し、素早い中医学チームを導入した湖南省は治癒率が32%である)
それでも旧正月すぎあたりに、中国政府が組織した中医医療チームが武漢の金銀潭医院に入り、戦況に好転が見られたとのことである
中医学介入は、同じウィルス感染でも患者と場所により治療法が異なるので、画一的な処方を打ち出しにくいが
それでも大凡の傾向で考案された「清肺排毒湯」は画期的な効果を見せたと2/18中国国務院より発表された
確定の701例に対し投与 130人治癒退院 51人全身症状消失 268人全身症状改善 212人平穏 とのこと
351例詳細統計では、清肺排毒湯内服前では112例発熱あり(>37.3℃) 内服翌日に解熱した患者は51.8% 6日後までに解熱した患者は94.6% 咳嗽消失は80.6%  
内服前軽症または中等症例だった人が重症例に転化した人はなし
内服前から重症例だった22例中3例治癒退院、8例は中等症に転化したとのことである
現在新型コロナウィルス感染確定診断例で、中医学介入している例は6万107例(85.20%)である

朝、岡崎の病院に出かける夫に対し、「なんかあったら漢方で治すから〜」とケラケラ笑って送り出したけど、腕に十分自信があるわけではない。
まあそれでもおおよその事はできるつもりである。
とりあえず予防に桂枝湯を大量に持たせた(衛営調合)
试行第五版内容包括冠状病毒病原学特点、临床特点、病例定义、鉴别诊断、病例的发现与报告、治疗、解除隔离和出院标准、转运原则和医院感染控制等内容。,2020-02-05-17:02:00